■ アレルギー皮膚テスト  
・ブリックテスト
 少量の抗原液を皮膚にたらし、皮膚の表面を針で軽く刺し反応を見るものです。痛みが少ないので小児でも 簡単に検査できます。
・スクラッチテスト
 ブリックテストと同じように、皮膚に抗原液をたらし、針で5ミリほど皮膚をひっかいて反応を見ます。 ブリックテスト同様、痛みはあまりありません。
・皮内テスト
 ブリックテストやスクラッチテストで反応がはっきり分からないときに行うもので、少量の抗原液を皮内に注射します。 強い反応が出て危険なこともあるので、抗原の種類や症状の程度によっては、初めからこの検査をすることはありません。これらのテストは、いずれも15分か20分後に、発赤と腫れの有無と大きさでアレルゲンかどうか判定します。
 
・パッチテスト
 化粧品や薬品などによって起こるW型アレルギーを調べるものです。 大きなガーゼ付き絆創膏のようなものに何種類かの抗原をつけ、皮膚に貼り付けて24〜72時間後の反応を見ます。